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2011/05/26

教育コンサルタントの先生を見つけるまでの長い道のり (5)

ジャカランダの花は荘厳で圧倒されます。
桜と同じように、あっというまに散ってしまうのが残念です。


なぜ、この日本人の教育コンサルタントの先生にお願いしたかという理由ですが、大きく分けて三つありました。

1.アジア人カテゴリーの中で、息子が自分をアピールするため、綿密な戦略が必要であった。

UC等の公立、USCなどの私立両方で、比較的競争率の高いといわれている大学では、超優秀なアジア人がひしめき合っています。運の悪いことに、息子は、そのスーパースマート、スーパーミュージシャン、スーパーアスリートのウルトラスーパーアジア人学生のカテゴリーの中に、十羽一からげにされてしまい、全てにおいて、見劣りするプールに追いやられています。苦戦が予想される息子には、各大学のアジア人枠の特殊性を把握し、数少ない息子の長所を公平に判断し、それぞれの大学に効果的に売り込む必要がありました。


2.息子が自分自身で将来のプランを決めるために、日本と世界の情勢をよく見極められるよう、判断材料が必要であった。


最終的には、息子自身が、どこで学び、どこで働き、どこに住むかを決めることになりますが、その判断をするために、正しい情報を与えてやりたいと思いました。子供は目線が低いので、将来を見渡せません。今後の世界、日本経済がどのようになっていくか、それによって企業の雇用はどのように影響を受けるか、10年単位で時代の流れを予測できる方からのアドバイスを求めていました。息子の先生は、戦略系コンサルティングファーム出身なので、あらゆるネットワークを駆使して、日本と世界の動きを正確に読んで、方向性を示してくださいます。


3.日本とアメリカ両方の教育システム、雇用状況を熟知している人からのアドバイスが必要であった。


せっかく、10年以上補習校でがんばってきたのだから、できればアメリカの大学から交換留学で日本の大学に留学したり、インターンシップをするチャンスがあればいいと思います。

また、日本の企業に新卒で就職するのは、「ゴールデンチケット」を手に入れると言われるくらい、研修プログラム等が充実しているので、職歴のないエントリーレベルからスタートする子供たちには大変有難いキャリアパスです。

今は、日本企業もグローバル採用にシフトしつつあり、日本の大学を卒業するより、むしろ海外の大学を卒業してから日本企業にアプライしたほうが、就職しやすいそうです。


どの時期に、留学、インターンシップ、就活をすればいいかというタイムライン、どのように動くかという具体的な戦略を先生から指導していただけるので、楽しみです。

以上が3つが、私たち家族が息子の教育コンサルタントを選んだ理由でした。



これから、折々先生と息子のやり取りの様子をブログで報告したいと思います。

たぶん、読んでいらっしゃるほとんどの方には、わかっていると思いますが、息子のコンサルタントの先生は、サンノゼの原田誠先生です。

この夏は、7月に、ぽーと会主催の2日間のカレッジアプリケーションの集中講座、8月に補習校でのセミナー、個人相談会をサンディエゴでお願いしています。

みなさんも、よろしければ、お子さんとぜひ参加してくださいね。特に秋からシニアになる方は、アプリケーションを夏の間に片付けておくと、秋以降のストレスが違います。

カールスバッドは、サンディエゴから北に20分ほどの、それは美しいリゾート地です。海の見えるホテルもたくさんあります。ご家族で楽しめると思います。


カレッジアプリケーションの集中講座の詳しいご案内は、左のサイドバーの上をご覧ください。

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