ページビューの合計

2011/07/20

マルチタスクな子供会 (1)

日本の原風景

水田



息子は明日は6時起床で、おじいちゃんと子供会のイベントに参加します。

昔から、日本の子供は夏休みにラジオ体操がお決まりでした。

ところが、このごろの子供は忙しいので、ラジオ体操をどうせするなら、他のイベントも組み込もうと、ラジオ体操の会場となっている町内会の集会所の庭の清掃を老人会の人たちと一緒にやり、体操をし、その後、老人会の人たちが差し入れしてくださった、冷たいジュースをごちそうになり、
少し交流して、帰宅します。

そうすることで、

1.ラジオ体操

のみならず、

2.清掃奉仕

3.異世代交流会

までカバーできてしまうのです。

息子は、小学校の頃からここの子供会で色々お世話になっているので、高校生になった今でも、祖父のお伴で清掃ボランティアをして、小学生とラジオ体操をしています。

何と、今年は老人会の会長さんから頼まれて、草取り中に小学生と英会話で話して、

4.「国際交流プログラム」

をしてほしいと依頼がありました。

このごろは、小学生でも英会話を学校で学ぶので、生の英語を聞かせてほしいのだそうです。

たかだか1時間のイベントで4つも行事をこなす、てんこ盛り状態に驚いてしまいました。

息子は、「草取り中に日本人の小学生と話す英会話」のコンセプトが理解できなくて、困惑しています。おじいちゃんからのアドバイスは、「どうせ何を話しても、わからないだろうから、一方的に英語の挨拶でもしとけば、みんな満足するだろう。」でした。

国際交流のハードルは高いです。






0 件のコメント:

コメントを投稿