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2011/12/16

ドラッグの恐ろしさ

この本は、父親が書いたティーンエージャーの息子の覚せい剤中毒との戦いです。

著者は、プロのライターなので、感情を抑えて、わかりやすく顛末を説明してあります。

才能豊かな若者が、家族の愛、素晴らしい生活環境、レベルの高い学校等、全てを与えられている中で、覚せい剤で身を滅ぼしていく過程を克明に記録してあります。

恐ろしいのは、覚せい剤にはまるきっかけが、13才の時お泊り会だったことです。しかも、親同士も友達だったので、信頼関係のある家庭でのことです。


私はこの本を、息子と3年前に読みました。彼が覚せい剤の恐ろしさを学んでくれていたらいいと願うばかりです。その後、彼の通う学校では、麻薬を使用したというクラスメートたちが次々に退学になりました。この1年は、退学者が出ていないので、落ち着いているようです。

息子の学校は、使っただけで、即退学にしてもらえますが、他の学校では、他人に売らなければ、個人の使用だけでは、そのまま生徒を置いておくところも多いそうです。


なぜ、以前に読んだ本を思い出したかというと、今日お友達から電話があり、彼女の息子さんのお友達がオーバードース (薬物過剰摂取)で亡くなったと教えてくださったからです。まだ高校を卒業したばかりの若さでした。このあたりでは、一番の富裕層が住むエリアで、教育レベルも高く、全てが恵まれていたはずでした。お友達も大変ショックを受けていました。

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