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2011/10/02

ミスワグナー (5)

動物ショーの大トリの大蛇、ステファニー



この子供は、昔から大蛇の大ファンだったので
プログラムが終わっても、離れません。
お母さんに頼んで、自分のバースデーパーティーに
来てもらうことにしたそうです。
「他の動物はいいから、エバさんとステファニーだけ来て下さい。」
というご指名です。


パーべキューソース、アイスクリームのついたべたべたの手で
みんなから触られて気持ちがわるいのに
ひたすら耐えている大蛇
なんという、プロ意識の高さだろう!

ワグナー先生は、今年1年の解剖実習の動物の名前をリストアップしてくださいました。
「ヒツジの胎児」、「妊娠した猫」、等々、聞いているだけで、眩暈がしてきました。私以上に臆病な息子に耐えられるだろうかと、心配になってきました。

お医者さんや、看護婦さんを目指すなら、いずれ人体解剖もあるので、ソフトランディングとして動物解剖も必要でしょうが、息子はライフサイエンスには興味がない上、指を切って血が少し出ただけでも大騒ぎするので、険しい山を越えなければなりません。

ワグナー先生は、「動物の体というものは、知れば知るほどよくデザインされていることに驚きます。その神秘を知ることで、私たちはとても謙虚にならざるをえません。」とおっしゃいました。

きっと、ワグナー先生となら息子も乗り越えられると思います。そして、アカデミックな面だけでなく、人間としてどう生きるべきかを深く考えるきっかけを与えていただくことでしょう。



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