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2011/09/01

カレッジガイドブック 番外編 殊勲賞

今は、新品は入手が不可能で、中古の本がなんと125ドルというプレミアがついているガイドブックです。

著者のフレデリック ラグさんは20年以上のキャリアを誇るベテランカレッジカウンセラーです。シャーロックホームズのいでたちをした著者の写真が、なんともユーモラスです。

この本の特徴は、志望の分野別に(例えば、心理学、プレメッド、エンジニア、音楽、のような)、グループ1(最難関)、グループ2(難関)グループ3(普通)と3種類に大学を分類したリストを載せていることです。各大学の特徴の記述は一切ありません。唯一巻末にSAT, ACTの平均値をぶっきらぼうに載せてあるだけです。

各高校のカウンセラーの先生は、この本を見て、生徒の「楽勝で入れる、すベり止め」「妥当なレベル」「記念受験、入れたらラッキー」という3種類を決めるのに役立てているそうです。

数年前に私が27回目のエディションを買ったときは新品がありましたが、今は、28回目の最新版を作っている最中なのでしょうか?

もし、子供自身が、大学で何が学びたいか決めている場合は、パッパッパと、日本の偏差値方式で、受験大学をスピーディーに選べて、この本は役に立つと思います。ただし、その大学が自分の子供の学習スタイル、ライフスタイルに合っているかどうかなどは、全くわかりません。

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