切り落とされてたトラック一杯分の葉と実 |
やしの実 見た目はきれいだが、庭に落ちてくると銀杏の臭いがする |
剪定を1年しないとこの通り見苦しい |
我が家には、やしの木が2本植えられています。いかにも南国らしい風景で、見た目は美しいのですが、キープするのが意外と面倒です。
1年に1回は剪定してもらわないと、巨大なブドウの房のようなものができて、数百、数千粒がボロボロ落ちてきます。銀杏のようにくさいし、ハエはたかるし、庭一面が汚くて困ります。
この剪定をするためには、専門の庭師さんに来てもらって、サーカスのように昇って手で切ってもらわなければなりません。しかも、切り取った葉は大きく、トラックでごみも持ち帰ってもらわなければなりません。
相場は2本で150ドルから200ドルで安くありません。しかし、左隣のおじいさんアントニオさんがいつも交渉してくださるので、今日は2本で70ドルに負けてもらいました。10ドルのチップを入れて80ドル払いました。アントニオさんは、冷たい水を職人さんたちに渡して、ねぎらっていらっしゃいました。
アントニオさんと奥さんのマレーンさんは、いつも周囲のみんなに配慮して、親切にしていらっしゃいます。例えば、ごみの収集の月曜日にはなるべく道路に面した所にいて、「普通ごみ」「リサイクル」「庭の芝」それぞれのトラックの運転手さんに飲み物を手渡して、優しい言葉をかけていらっしゃいます。
私たち家族は、このご夫婦に今までどれだけお世話になったか数え切れません。これを書き出すと、とても長くなってしまうので、別の機会にします。
ようやく、やしの木がきれいになって、よかったです。
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