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2011/06/06

マカレスター大学 (8) 感動してしまった出会い

自然光を取り入れる工夫をされたデザインです。

この建物の中に先生の研究室はあります。



息子はあるプロジェクトを数年前から続けています。これを書き始めると、4回シリーズくらいになってしまうので、別の機会にします。

息子の活動でお世話になった方が、「中西部に行くのなら、マカレスター大学のこの教授を訪ねてみたら。」と紹介してくださいました。


ご連絡すると、すぐにお返事をくださって、「インフォメーションセッションが終わったら、研究室に遊びにいらっしゃい。」と誘ってくださいました。

お言葉に甘えて、伺いました。息子のかかわっているプロジェクトのことを聞かれたり、ご自分が数十年かけて研究されてきた内容のことを話してくださいました。驚いたことに、先生の研究内容と息子が興味を持って調べていたことは、同じ分野で、しかもその内容を大学レベルで教えているのは、マカレスター大学しかないそうです。世界各地の大学からも招聘され、研究活動を広げておられます。

今まで、家族で無い知恵を絞って、細々と子供のプロジェクトをサポートをしてきました。これからも、できる範囲で、子供が学べる環境を用意してやりたいとは思っていましたが、実のところ、限界を感じていました。ですから、学問として確立されていたと聞いて本当にびっくりしました。

先生の方でも、この地味な分野を個人で学んでいる家族がいて、驚かれたようでした。

とてもおいしい、珍しいお茶をご馳走してくださいました。私たちがお茶のあまりのおいしさに感激していると、缶ごとそっくり、お土産にくださいました。

帰り際に、「又来年いらっしゃいね。君のプロジェクトの進行状況を報告してください。」と私たちが迷子にならないように、建物の外まで見送ってくださいました。

なにか、とても暖かいまごころに触れたような気がしました。お会いする前は、教授の研究室に伺うなんて、考えてもみなかったことですが、お話をしているうちに、親戚のおじさんの家に行ったような懐かしさを覚えました。

この先生のような方が息子のメンターとして、指導してくだされば素晴らしいなあと思いました。

私たちに先生をご紹介してくださった方にも感謝でいっぱいです。

本当に、本当にありがとうございました。

2 件のコメント:

  1. いい出会いがあって、よかったですね。

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  2. みさきさんへ、

    ご無沙汰してます。お元気ですか?

    本当に不思議なご縁で、素晴らしい出会いを与えられました。

    大学の先生は、親の代わりとして、子供を導き、育ててくださる方なんだと、つくづく感じました。

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