先週、ぽーと会スピンオフの第3弾として「大学進学の学費」についての講習会が行われました。
講師のN先生は、会計のプロなので、その情報量に一同ため息でした。
7枚びっしりに書かれた先生の手作りの資料を元に、3時間以上のセミナーが行われました。
UCは、年々学費が上がり、カリフォルニアの財政危機の影響で、教授がどんどん解雇され、必要な科目がきちんと履修できません。そのお陰で、卒業までに5年以上かかる場合が多くなりました。
CSUに至っては、6年かかることもあります。
以前は、たとえUC, CSUに入学できなくとも、コミュニティーカレッジに入って2年間よい成績をとれば、トランスファーという道もありましたが、現在では、大変な狭き門となってしまいました。
大学に在籍する年数が長くなると、ただ学費がかさむというだけでなく、4年できちんと卒業すれば、すぐにスタートできたキャリアの可能性も先送りされ、収入にも影響します。それにもまして、待ち時間が長いことで、子供がモーティベーションを失い、大学を続けることすら難しくなるケースが最近増えているそうです。
それならば、教育の質のよい私学と誰もが考えますが、年間500万円もかかり、ハードルが高いです。
N先生は、さまざまな奨学金の種類、ローンの種類の説明、予想される政府からの援助の額、計算の仕方、少しでも多くの奨学金獲得の方法を教えてくださいました。
また、大学の合格通知とともにオファーされる、ファイナンシャルエイドへの折衝のやり方、複数のオファーの比較のメカニズムも学びました。
CSS Profile、FAFSA 申請のための資料の準備は、本当に大変です。早めにこのシステムを理解し、用意しなければなりません。
普段は、お金のことはすべてご主人や、会計士さんに任せていらっしゃるご家庭が多いと思いますが、これを機会に、きちんと家庭内の財政状態を見直す必要があります。
また、お子さんの教育も今後学部だけで終わらない可能性も多いので、(修士、博士号)あまり無理をしないプランが必要です。
N先生のお話を伺って、まず親がきちんと進学に関してのファイナンスのことを知り、早めの準備をしておくことで、数百万円、数千万円の違いがでてくることを学びました。
はじめまして。
返信削除ojisanryugakuさんのコメント欄から飛んできました。
大学ソフモアの息子と高校ジュニアの娘がいます。娘は来年受験ですが、希望学部など息子の時とは違っているので、やり直しと言う感じです。色々と教えてください。
デイジーさんへ、
返信削除コメントありがとうございます。
1人息子は10年生で、知らないことばかりなので、こちらこそ色々教えてください。
どうぞ、よろしくお願いします。