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2011/05/21
子供の悪戯ですまないこと (2)
子供のちょっとした冒険や不注意が一生を狂わせることがあるので、他のケースも書いてみたいと思います。
私の友人のお嬢さんは、優良学区に住み、成績優秀、スポーツ万能で将来を期待されていました。しかし、同じ高校の先輩とつきあうようになり、もともとは裕福な青年が、ドラッグで身を滅ぼすようになり、家を追い出され、ホームレスになり、彼女の車に住み着くようになりました。彼女を車に乗せ、彼がドラッグを売買していたため、彼女もドラッグの売人としての罪を負わなければならなくなりました。
お母さんは、まさか自分の娘が刑務所に入るなどとは想像もしていなかたので、打ちのめされています。「ずっと、よい子だったので安心しきって、子供の変化にあまり気を配っていなかったのかもしれない。」とおっしゃっています。
自分の子供はよい子でも、付き合う友人によって、あっという間に人生を踏み外すことも、私たちは、覚えていなければなりません。
もう一人のケースは、学生ビザでアメリカの大学を卒業した人の話です。自分のアパートで卒業パーティーをしていたら、たくさんお客が来たので、キャンパス内の椅子を借りて、うっかり返すのを忘れてしまいました。
それが、窃盗罪とみなされ、そこできちんと裁判所で弁明して解決しておけばよかったのに、帰国前の忙しさにまぎれ、そのまま日本に帰国してしまいました。その青年は、日本で就職しましたが、アメリカでは前科者とみなされ、駐在員になれないばかりか、新婚旅行でハワイにも行けないそうです。
小さなことにも、きちんと気を配り、対処していないと、大変なことになると、肝に銘じていなければなりません。
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