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2011/08/24

いつもポジティヴであること

子供からの花束を笑顔で受け取られるテニー夫妻


テニー博士は91歳、奥さんのベティーさんは92歳ですが、カクシャクとして大変お元気です。そして、頭が冴えわたっています。

夫と息子がご自宅までお迎えに伺い、セミナー終了後お送りしたのですが、ご自宅はまるでモデルハウスのようにセンスがよく、手入れが行き届き、書斎には最新鋭のマックの大型スクリーンがあったそうです。コンピューターマニアの息子が羨ましがる機種です。

お礼のメールをお送りすると、iPadからお返事が届きます。

生きる姿勢が違います。「余生」「お迎えを待つばかり」などという日本的な発想は全くないのです。

セミナーに参加してくださったお母さんとお嬢さんが話しておられたのは、戦争中捕虜として虐待されて大半の方が亡くなられた中、テニーさんが生き残られたのは、心持ちが違うのだろうというのです。

たとえば、4日間飲まず食わずでいた中、心の優しい日本兵が自分の食べ物をほんの少しだけ分け与えてくれたという場面で、普通なら「4日間も飲まず食わずにさせられて。」というところに焦点が当たるのに、テニーさんは「わずかな食べ物を分けてくれた人の優しさ」に焦点を当てていらっしゃいます。

テニーさんの考え方は私たちの日常でも当てはまります。「あ~あ、もう○○しかない。」としょんぼりするのと、「まだ○○もある。ラッキー!!」と喜ぶのでは、人生の充実度が天と地ほども違います。

私も、テニー博士のように、よい面だけを見て生きていきたいと思います。





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