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2011/08/06

広島 8.06






 鉄谷信男さんの 長男(ちょうなん伸一しんいちちゃん(当時3さい11か月)は、東白島町の自宅じたく前で、三輪車に乗って遊んでいるときに被爆ひばくしました。全身に火傷やけどを負い、「水、水……」とうめきながらその夜死亡しぼうしました。
翌日よくじつ自宅焼け跡やけあとで長女路子みちこちゃん(当時7歳)、次女洋子ちゃん(当時1歳)の遺骨いこつを見つけた信男さんは、伸一ちゃんの遺体を焼く気になれず、一緒いっしょに遊んでいて死んだ近所の女の子と手をつながせ、焼けげた三輪車と共に庭に埋葬まいそうしました。
その後、被爆40年目に墓所ぼしょに移す決心をしてり起こし、葬式そうしきをしました。

       (広島平和記念資料館の展示より)


今日は、広島の原爆記念日です。66年間、私たちは、もう二度とこのような悲劇を繰り返してはならないと願い続けてきました。

しかし、今年原発によって福島は第三の被爆地になりました。

敗戦直後から、広島に縁のある私たちは「核と人類は共存しない。」ともっと強くと訴え続けてくるべきでした。

そして、どうして広島と長崎には原爆を落とされたのか、侵略、加害の歴史をきちんと究明し、学び、次の世代に伝えるべきでした。

今年の原爆記念日は、私にとって新たなスタートとなりました。




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