ページビューの合計

2011/12/01

腑に落ちないこと


この夏訪問したリベラルアーツカレッジ(LAC)で、???と思われる大学がありました。

各種のアドミ本を読んでも、色々なサイトで調べても何一つ不審なものは見つからないのです。どちらかというと、大変評判がいいのです。特徴のある魅力的なプログラムも用意されていて、親としては心を動かされる部分が多い大学です。確かに大学の基本財産の額は低めですが、他にも低めの大学はあるので、際立ってというほどでもありません。

親戚にそこの州立大学の生物の教授をしている人がいるので、聞いてみたら、少なくとも彼の分野では、そのLACの教員の質、研究発表は大変質が高いことで定評があるとのことでした。


しかし、実際に訪問してみると、「アドミッション部門と大学全体との連携が機能していない」、「スタッフの表情が硬い」、「建物を定期的に補修していないところが目に付く」、「カフェテリアの無料券をくれる時に妙にけち臭い」「夏なのに、改築工事をしていない。」「キャンパスがひっそりしている」など一つ一つは大したことなくても、重なると「なんでだろう?」と首をかしげてしまうことになってしまうのです。

最近、とある会合で、この大学の学長さんと懇意であると公言されている方にお会いする機会があったので、周りに人がいなくなった時を狙って思い切って質問してみました。

「あの大学を訪問してみましたが、なにか違和感があります。金銭面で問題があるのですか?」

そうすると、彼女はあわてて、「前学長がきちんと仕事をしていなかったから、多少のトラブルがあったけど、新しい学長に代わってから、マネージメントが良くなって、すでに目覚しい効果が出ているのよ。」と言ってから、話題を変えてしまいました。(怪しいなあ)

投資で失敗したのか、スキャンダラスな事件があったのか、全く真相は闇の中ですが、学生生活に直接影響する問題なので、きちんと解決されていることを望みます。

2 件のコメント:

  1. なかた1/12/11 13:55

    東京電力ではありませんが、このような小さい『?』が積み重なって大きな問題が起きる(起きた)のだと思います。
    良いのか、悪いのか、実際に見学するとこういうことが「見え」てしまいますね。

    返信削除
  2. なかたさま、

    たまたま悪い面だけが見えてしまったのか、氷山の一角なのかどうかは、わかりませんが、大学内部のゴタゴタは部外者にはわかりにくくて、困ります。

    東京電力のように、取り返しのつかない事故、事件に発展しなければいいと心から願っています。

    返信削除