ぽーと会で、なぜ日本の人はみんな「アメリカの高校は、子供がのびのびできていい。大学も入るのが簡単そうだし。」って思い込んでいるのだろうという話がでました。
実際のところは、いい大学に入ろうと思えば、高校の頃から、ガンガン大学の教養レベルの科目を取り、当然成績もよくなければいけないので、日夜予習、復習に励みます。勉強だけできても、大学側から見た「売り」が少ないので、リーダーシップ、ボランティア、アルバイト、スポーツにも力を入れなければなりません。(うちの子は、あまりあてはまらないけど)
しかも、土曜日は朝から夕方まで日本語補習校があるので、金曜日はその宿題もあります。
補習校のないアメリカ人でも、日本の人がイメージしているようなのんきな生活はありません。特に、日本人が多く住む勉強熱心な地域に住んでいると、(私は住んでませんが)いったいいつ寝る時間があるのだろうと首をひねるような過労死寸前の高校生が珍しくありません。
私たちアメリカに住む日本人は、声を大にして言いたいです。のんきなアメリカ高校生ライフは、1970年代で終わりました。アメリカの大学はいまや世界中からの勉強マシンのような熱心な生徒が押し寄せて競争が激しくなっているので、うかうかしていたら、とんでもないことになるのです。
どうか、くれぐれも、誤解なきようお願い申し上げます。
アメリカの高校生は、毎日がお受験、就活、婚活なんです。
返信削除なかたさん、思わずうなってしまいました。
返信削除毎日が「お受験」「就活」「婚活」って、まさに、直球ストライクゾーンでございます。