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2011/09/27

日本語クレジット






息子は、補習校に通うことで4年分の外国語履修と現地校で認めてもらっています。

その学校に入学する日本人は初めてだったので、結構大変な道のりでした。4年分認めてもらうのに3年かかりました。


8年生 補習校の授業内容の英訳や既に外国語として認めている公立高校の資料をアカデミックカウンセラーに提出 → 2年分認めてもらう

9年生 AP Japaneseで最高点の5をもらったという書類を提出 → 更に1年分認めてもらう

10年生 日本での活動経験を英訳し提出 → 更に1年分認めてもらう

最初の年は、「土曜日1日で、本国と同じカリキュラムをこなす」補習校の授業内容が信じてもらえず、苦労しました。3年間の外国語の履修を求めている大学も結構あったので、できれば3年分認めて欲しかったのですが、カウンセラーは2年間分だけしか認めないと頑固なので、無理強いせず、次の年の作戦を練ることにしました。

次の年からは、アカデミックカウンセラーの人が理解しやすいような資料を集めて、1年ずつ段階的に認めてもらうように話を進めていきました。

又、日本語クレジットを発行してくれる補習校のほうでも、子供の現状に合うよう、出席日数のルールを緩和してくださったので、たくさんの生徒が現地校で外国語を取らずにすむようになりました。

補習校の先輩お母さんから「学校のルールは、今までのお母さんが頑張って学校区、先生方と交渉して、子供たちのためになるように、少しずつ改善してくださったものだから、これが当然だと思っては駄目よ。私たちも、次の世代の子供たちによりよいものを残せるように、努力しないとね。」というアドバイスをいつも心に留めています。

4 件のコメント:

  1. デイジー28/9/11 21:34

    日本語学校の授業をクレジットにしてもらえるのなら、一石二鳥ですね。でも、「母国語を第二外国語にしてはいけない」というルールのある高校がありました。 というのも、大学入試の必要条件として、母国語ではない言語の学習という規定のある大学があるからです。受験される大学の条件を、調べてみた方がいいかもしれませんよ。

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  2. ひえ~~~!!アメリカ生まれの息子でも、親が日本人だったら、日本語が母国語になってしまう可能性があるなんて、知りませんでした。

    我が家は主要科目の時間数を優先したので4年間日本語学校の授業をクレジットにしてもらいましたが、GPAを最高4しかもらえないので、この点でもビミョーなんですよね。

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  3. お子さんは、今のところ日米二重国籍ですよね。また、大学へのApplicationの際には、高校でどれだけチャレンジングな授業を取ったかを評価されると思うのですが、外国語に関してはチャレンジしていないと判断されてしまうのではないかと思うのですが。カリフォルニアなどヒスパニックの多い地域の場合、例えばスペイン語を外国語として認めているようですが、これが中国系アメリカ人などの場合はどうなのでしょうか。というのは、中国系アメリカ人の子供たちを見ていると中国語を取っている生徒は少ないように思えます。もし大学進学で、中国系アメリカ人に対して中国語を認めているとするならば、High Schoolの中国語のクラスは中国系であふれかえるとおもうのですが。

    早めに調べられた方が良いかと思います。

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  4. そうですね、大学ごとに要求されることが違うので、きちんと調べてみなければいけませんね。

    補習校の先輩方は、優秀なお子さんが多く、素晴らしい進学実績を残していらっしゃいます。後輩たちも、続ければいいのですが...

    卒業生のお母さんたちから、大学進学の経験談を伺ったことがあります。補習校での学びに加え、日本での継続したボランティア活動、2ヶ国語をネイティブレベルで使える強みを生かしたインターンシップの経験等、自分の売りをきちんとアドミッションに伝えたことが高く評価されたそうです。

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