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2011/07/06

学生用住宅

大学の近くにある学生用住宅


ロビーは、大学1年の時は学生寮、2年の時は学生用アパート、そして学期が終わった5月から民間の住宅に引っ越しました。


大学からスケートボードで10分ほどのところにある築60年の6ベッドルーム、3バスルームの家を6人でシェアしています。通常のベッドルームは4つで、地下室を改造して更に2部屋作ってあります。地上にある部屋は8畳くらいの大きさがあります。地下の部屋は20畳と2倍以上の広さです。

ロビーはこの物件を大学のハウジングオフィスで見つけたそうです。スタートが早かったので6部屋のうちどれでも選べましたが、部屋の大きさと静かさで地下室を選んだそうです。

お母さんのアンとロビーに連れられて地下室に行きましたが、その暗さに驚きました。しかもすごく湿気が多いので24時間体制で除湿機をつけていなければならないそうです。

3年ミネソタに住んで4回厳しい冬を体験した私としては、地上にいても鬱になるのに、じめじめした地下室に住んでいたら、精神衛生をどう保つのだろうかが心配です。

アンもご主人のミックもそのことをとても心配して、毎週金曜日、ロビーを迎えに来て、週末は家で過ごさせるようにしているそうです。

実家には大型洗濯機、乾燥機があるので、あっという間に一週間分の洗濯物が仕上がる上、食料品ももらえ、ペットの犬と遊べるので、ロビーも喜んで実家に帰ってきます。

地下の居住環境を改めてもらうよう、お父さんはロビーを連れて大家さんと色々交渉してくれました。そのお陰で、除湿機も取り付けられ、二重窓、壁の保温材を交換してくれたそうです。

大学生は、独立した生活をするべきで、親が訪ねていったり、子供の生活には口を出さないものだと考えていましたが、アンの家族を見て、家を出て行ったからとすぐに目と手を離してはいけないことに気付きました。

又、子供が家にいる時から、「家族と時間を過ごすのは楽しい」と思える環境を作っておくこと、「いざとなったら親に相談すると必ずよい答えを導いてくれる」と子供が思える信頼関係を築いておく大切さを学びました。

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