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2011/07/13

バイオのセミナー (2)

実験用の薬品


講師の2人目は現役のUCSDの学生さんのSさんです。9歳の時に、お父様のお仕事でニューヨークに引っ越して来られました。

ぽーと会のほとんどの子供たちも、親の駐在で幼い頃に渡米して、Sさんと経歴と似ているので、みんな真剣にお話しを聞いていました。

Sさんは、高校時代の話もしてくださいました。GPAやSAT スコアーも結構よかったこと、夏にお泊りキャンプのカウンセラーを続けていたので、コミュニティーサービスのポイントも高かったそうです。

西海岸に来たのは、ご本人に言わせると、「結構いい加減な理由」で、「広くて天気が良い」からだそうです。

バイオの勉強がしたかったので、バイオで有名なUCSDを選ばれました。

州外の大変高額な学費になり、ご両親に負担をかけています。

大学生活は、充実していて、勉強以外にも、スポーツ、研究室でのボランティア、日本人学生会のネットワーク等、忙しい毎日を送っているそうです。

高校生へのアドバイスとして、

1. 後悔しない生き方をすること

アメリカで育つと、チョイスが増える一方で悩みも多いが、後で自分が後悔しないように、納得できる生き方をすること。


2. 友達、ネットワークを大切にすること

競争率の高いラボのボランティアのポジションをコネでようやく手にいれた自分の経験からも、ネットワークは大切。

UCSDの日本人学生会が力を合わせ、日本の震災被害者への募金も200万円集めることができた。いざと言う時、仲間で力を合わせると、パワーになる。

3.大学で友達を見つけるコツ

大学が始まってから、最初の一週間が勝負。早く友達を見つけ、その友達の友達(同じ高校出身者等)にも輪を広げること。

2 件のコメント:

  1. 3つのアドバイス、参考になります。
    大学の最初の1週間が勝負なんですね。

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  2. MISAKIさんへ、

    大学生のメッセージって、経験に基づいているので、すごくためになりました。

    「最初の一週間」に乗り遅れた学生は、もう友達ができないのかな~? うちの息子は、ボーとしているので、気がついた頃にはもう友達の輪が完成してそうです。心配だ。

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