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2011/07/07

季節性の鬱


冬になるとあたり一面銀世界になります。





昨日、ロビーが地下室に住んでいるので、冬に鬱になるのではないかと心配だと書きました。

実は、私もミネソタに移り住んだ最初の冬、鬱にかかったことがあります。当時息子はまだ1歳のお誕生日を過ぎたばかりでした。購入した家に入居できなかったので、短期用のアパートに住んでいました。夫は出張でほとんど家にいることはなく、新しい町で友達もまだいませんでした。雪に埋もれた毎日で、孤独に過ごしていると、頭がおかしくなってきそうでした。

幸い、夫の出張のお陰で、マイレージがあったので、思い立ったら吉日とばかりに、カリフォルニアに飛んで子供とディズニーランドに行って、太陽光をたっぷり浴びて、海を見て、1週間すごしているうちに、すっかり元気になり、事なきを得ました。

次の冬からは、アンと毎日子供たちにそり遊びをさせたり、雪かきをしたり、雪の楽しみ方もわかってきました。

ミネソタの人は、10月末から4月までの長い冬を、家族と過ごす感謝祭、クリスマス、2月南(フロリダ、ハワイなど)へバケーションに行くことで、なんとか乗り切っています。半年の冬を生き抜くために、ブレーク (休憩時間)を何回か入れて、区切っています。

お正月が終わると、すぐに2月、3月のバケーションの計画を立てはじめませす。

それと同時に、家の日当たりのよい場所に、球根を植え、春前に家の中が花いっぱいになるようにします。

そして、2月のバレンタイン、3月のイースターを派手に祝い、家を飾りつけ、ドアにリースを掛け、見た目も派手にして、楽しみを増やすようにしています。

又、鬱にならないための特別なランプを買い、一日に3時間はそれを浴びるようにしている人もいました。


このように、主婦は長い冬を乗り切る智恵が満載ですが、学生たちはどのように乗り切るのか、気になります。息子は、今のところは「豪雪地帯には慣れているから平気」と思っていますが、10年以上南カリフォルニアに住んで、スポイルされているので、大丈夫かなあと、ちょっと心配です。

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